障害者は相模原事件をどう捉えたか 「ネットで加害者への賛同が多く、苦しかった」「自分のことを言われていると思った」

ゼネラルパートナーズ障がい者総合研究所は12月6日、「障害のある者の差別・偏見に関するアンケート調査」の結果を発表した。
調査は今年8月にインターネットで実施し、障害のある当事者326人から回答を得た。

昨年7月、相模原市の障害者施設で19人が殺害された事件が起こった。同事件について、元職員・植松聖被告は
「障害者はいなくなればいい」と供述し、物議を醸していた。調査では、障害を持つ人の86%が「とても関心をもってみていた」
「まあまあ関心をもってみていた」と回答したことが分かった。

特に、「『障害者は必要ない』という容疑者の言葉に、匿名のネットユーザーの人たちが賛同していて胸が苦しく辛かった」
(20代女性/精神障害)との声が多く寄せられている。

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