対北朝鮮、「先制攻撃」容認せず=五輪契機に対話期待―韓国大統領
 韓国の文在寅大統領は6日、「北朝鮮の核問題は必ず解決しなければならず、圧力もかけ
なければならない」と述べる一方、「軍事的先制攻撃で戦争が起きることは断じて容認でき
ない」と強調した。
 また、「『われわれの同意なくして朝鮮半島での軍事行動はあり得ない』と米国にはっきりと
伝えている」と語り、平和的な解決策を模索する考えを改めて示した。
 大統領府が宗教界代表者との懇談での発言を公表した。文大統領は「今は緊張が高まって
いるが、この状態が続くことはあり得ない」と楽観。「結局、(対話は)時期の問題だとみられる。
その過程に平昌冬季五輪がある」と述べ、五輪をきっかけとした対話局面への転換に期待感を
表明した。 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171206-00000166-jij-kr