30日千葉県船橋市の工場で、44歳の会社員の男性を包丁で刺したとして、工場の元従業員が殺人未遂の疑いで逮捕されました。男性はその後死亡し、警察は容疑を殺人に切り替え、詳しいいきさつを調べています。

30日午後3時ごろ、千葉県船橋市北本町にある会社の工場の社員から「元従業員が従業員を刺した」と警察に通報がありました。

警察官が駆けつけたところ、この工場で働く会社員で、船橋市の海老根一城さん(44)が胸を刺されて倒れていました。海老根さんは意識不明の重体になっていましたが、搬送先の病院で、およそ2時間半後に死亡しました。

警察は、現場にいた工場の元従業員で、船橋市に住む畔周作容疑者(39)が刺したことを認めたことなどから、殺人未遂の疑いでその場で逮捕しました。

調べに対し「殺そうとして刺した」と容疑を認めているということで、警察は容疑を殺人に切り替え、詳しいいきさつを調べています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171130/k10011242021000.html
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