日本ハム・斎藤佑樹投手(29)の表情が明るい。
 プロ7年目の今季は背番号がエースナンバーの「18」から「1」に変更。6月1日のDeNA戦では
六回途中を5安打1失点で2015年9月16日のロッテ戦以来、623日ぶりの勝利を挙げた。

 1勝3敗、防御率6.75。決して満足のいく成績とはいえないが、シーズン最後の先発となった
9月27日のオリックス戦は6回2失点と手応えもあった。

 11月上旬に沖縄・国頭村で行われた秋季キャンプでは、ブルペンで連日100球近くの投げ込み。
現在は、千葉・鎌ケ谷市の2軍施設で下半身強化をテーマに精力的に汗を流している。

 年明けには「暖かいところで投げ込みをしたい」と、昨オフと同様に米グアムで自主トレを
行う予定だ。
 昨冬、常夏の島では、過酷な食事のトレーニングに励んだ。好物のアイスクリームを断って、
糖質を制限。主食はタンパク質を多く含む卵白だけのホワイトオムレツや鳥のささみ…。
量を食べることに苦戦したという。

 シーズンに入ってからも食事をコントロール。こだわりは白米よりビタミン、ミネラル、食物繊維を
豊富に含むといわれる「玄米」だ。日本ハムでは田中らベテラン選手も取り入れており、
札幌ドームの選手サロンに常備。斎藤も、毎日の朝食に取り入れている。

 早実高時代は寮がなかったため群馬・太田市の親元を離れて、兄と2人暮らし。
「普通の朝食くらいは作れる」と自炊している。笑顔の理由は、体の調子のよさにもあるようだ。

 来季は、高校の後輩に当たる怪物スラッガー、清宮幸太郎内野手(18)が加入する。
「高校でナンバーワンの打者。僕が投げている後ろで守ってくれて打ってくれたら心強い」。
早実の先輩後輩コンビがお立ち台に上がる日が待ち遠しい。

そーす
http://www.sanspo.com/baseball/news/20171123/fig17112313000005-n1.html
日本ハム・斎藤の表情が明るい 好物アイスクリーム断った“食事トレ”で手応え