トランプ米大統領は19日、米大学バスケットボール選手3人が中国滞在中に万引の疑いで拘束され保釈されたことについて、中国の
拘置施設に「彼らを置いてくるべきだった」とツイッターで、書き込んだ。共同通信が伝えた。
トランプ氏が強く不満されたのは、自分が選手らの保釈を巡って習近平国家主席と協力して実現したが、選手1人の父親がこれに関し
「大したことをしていない」と発言したこと。

選手3人は米カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)のチーム所属で、うち1人は米プロバスケットボールの有名選手の
弟リアンジェロ・ボール選手。 父ラバー・ボール氏は17日、スポーツ専門局ESPNのインタビューで、この問題でのトランプ氏の
関与について「誰のこと?」「みんな、トランプ氏が助けたことにしたいのだ」と語った。
トランプ氏は19日、ツイッターに「3選手は何年も刑務所で暮らさなければならなかったのを免れた。リアンジェロの父親は、私が
彼の息子のためにしてあげたことを受け入れず、万引はささいなことだと言う」と書き込み、非難した。
選手らは中国浙江省杭州市に滞在していた際、ルイ・ヴィトン店舗でサングラスを盗み、7日に逮捕sれた。しかし、保釈保証金を払って
翌8日に保釈された。14日に帰国、15日の謝罪会見でトランプ氏への感謝の言葉を述べた。

https://jp.sputniknews.com/us/201711204292759/