今年のインフルエンザワクチンは、入荷数が少ないと報道されていますね。
実際に私のクリニックでもワクチンが少なくて、11月は患者さんたちにホームページでの入荷状況を確認して待ってもらったり、他の医療機関で打ってもらったりしています。
ワクチンが少ないと聞くと、受けたくなるのが人情なのか、クリニックのスタッフが毎日、説明の対応に追われています。

インフルエンザワクチン、供給遅れる
  今、ワクチンが少ないのは、インフルエンザのワクチン株を決定するのが遅れ、製造開始が遅くなったためです。
インフルエンザワクチンの株は、2016/2017年シーズンから、A型2種類、B型2種類の計4種類の株が入っています。
ワクチンは毎年、計画的に作られており、厚生労働省によると、最終的には去年とほとんど変わらない出荷量を予定しています。
でも、医療機関に入るのは例年より1-2ヶ月遅くなって12月から1月にずれ込んでしまう恐れがあります。
そのため、厚労省が今シーズンは、「13歳以上は1回のみ接種」と呼びかけています。

今年のインフルエンザワクチン、いつ受けたらいいの?
http://www.asahi.com/articles/SDI201711197592.html