柿の皮をむく速さなどを競う恒例の柿むき大会が、19日佐賀市の山あいの地区で開かれ、参加した
人たちが腕前を競いました。

この大会は、佐賀市大和町の山あいにある、干し柿作りが盛んな松梅地区で毎年開かれています。
「小中一貫校松梅校」の体育館で行われた大会には、児童や生徒それに保護者などおよそ150人が
参加し、2週間ほど前に地元で収穫されたおよそ3000個の柿の皮をむく速さや丁寧さを競いました。
はじめに行われた「速むき競技」は、学年ごとに設定された数の柿の皮をむき終える速さを競います。
参加した子どもたちは片手で柿をしっかりと握りながらもう片方の手で手際よくむいていました。
また、むいた皮の長さを競う「長むき競技」では、参加した人たちが皮が途中で切れないよう気をつけ
ながら、集中して挑んでいました。
参加した5年生の男子児童は、「柿を早くむくのが難しかったです。
次はきれいにむくことを頑張りたい」と話していました。
19日の大会で児童や生徒らが皮をむいた柿は、このあと学校で干し柿にしてみんなで食べるということです。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5085473471.html