借りた本の名前や値段が印字される兵庫県西脇市図書館(同市野村町)の読書通帳で、1年間(2016年9月〜17年8月)に借りた冊数が最も多かったとして、計692冊(
79万9417円分)を借りた重春小学校4年明山さくらさん(9)が表彰された。

 読書通帳は同館がリニューアルした2015年10月に導入。全国で12番目、県内では初めてだったといい、今年8月末時点で子どもから大人まで約5千人が利用している。

 前回は1位が586冊。明山さんは407冊の12位だったが、今回は世界名作童話集や少女向け小説などを読み、1位の記録を更新した。このほど開かれた表彰式で、上位1
0人に表彰状、20人にブックカバーなどの記念品が贈られた。
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 毎日1〜2時間ほど読書するという明山さんは「読書は次にどうなるか知りたくて、ページをめくるのが楽しい」と話していた。
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