貴ノ岩側、県警に別の診断書…「骨折」記載なし
 大相撲の横綱日馬富士関(33)(伊勢ヶ浜部屋)が秋巡業中の10月、鳥取市内であった酒席で
幕内貴ノ岩関(27)(貴乃花部屋)に暴行した問題で、貴ノ岩関側が、鳥取県警と日本相撲協会に
異なる内容の診断書を提出したことが、捜査関係者への取材でわかった。
 協会への診断書では、頭部骨折などで全治2週間程度とされているが、県警のものはけがなどが
軽く、骨折もなかったという。県警は二つの診断書が出された経緯を調べるとともに、暴行によるけが
の特定も進める。
 捜査関係者らによると、日馬富士関は、鳥取市内で10月25日夜に開かれたモンゴル人力士らの
酒席で、貴ノ岩関を殴打した。
 貴ノ岩関は病院で治療を受けた後の同月29日、貴乃花親方とともに県警を訪れ、被害届を提出
した。県警には診断書も出しており、記載内容に骨折は含まれていないという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00050063-yom-soci