ターンブル豪首相、支持率が過去最低に 議員の二重国籍問題で批判
 13日に発表された世論調査で、オーストラリアのターンブル首相の支持率が過去最低と
なった。二重国籍問題を巡る議員の資格喪失で与党連合が下院の過半数を失ったことが
影響したとみられる。
 ターンブル首相は、副首相などの議員資格喪失につながった二重国籍問題で適切に対応
しなかったとして強い批判にさらされている。
 現地紙オーストラリアンに掲載されたニュースポールの世論調査によると、ターンブル首相の
支持率は41%から36%に低下した。同氏の支持率は首相就任時の55%が最高だった。
 2党間支持率では、野党労働党がターンブル首相率いる自由党と国民党による与党連合を
上回った。ニュースポールの調査で労働党の支持率が与党連合を上回るのは23回連続。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171113-00000065-reut-asia