来賓として出席した小中学校の入学式や卒業式の国歌斉唱でこれまで起立してこなかった京都府井手町の谷田操議員(59)が13日、校長から起立を求められるなどしたことで人権や表現の自由などを侵害されたとして、京都弁護士会に人権救済の申し立てを行った。

申立書などによると、谷田議員は平成25年4月以降、来賓として出席した小中学校の国歌斉唱の際に起立していなかった。
今年9月の町議会で別の議員がこうした行為を指摘し、松田定教育長が「児童生徒への悪影響を懸念している」などと述べた。

これを受け、先月24日に小学校と中学校の各校長らが谷田議員と面談。今後の入学式や卒義式について、「起立すると回答しなければ来賓として招待しない」と説明したという。

谷田議員は記者会見で「もし入学式や卒業式に出席できなければ町議としての活動を怠っているとみなされ、不利益となる」と主張。
小学校の校長は取材に「学校行事の責任者として国歌斉唱の際の起立をお願いしただけで、人権などは侵害していない」としている。

http://www.sankei.com/west/news/171114/wst1711140012-n1.html
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日本共産党 京都府井手町議会 谷田みさお議員
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