2017年11月9日8時30分 スポーツ報知

 9日放送の日本テレビ系「スッキリ」(月〜金曜・前8時)で人気アイドルグループ「乃木坂46」が7日に東京・水道橋の東京ドームで開催したコンサートで、撮影機材が落下し、観客3人が負傷たニュースを報じた。

 番組によると、事故は午後8時過ぎに移動式のカメラが撮影中、右側前方の客席に落下した。カメラは4本のワイヤーで吊り、移動させるもので重さは40キロという。落下した衝撃でいすが折れ曲がっている写真も放送した。

 番組ではカメラを吊っていたワイヤーが直撃した男性を取材。男性は「後ろでいきなり大きな音が鳴って、ワイヤーが自分の肩に当たったんで、何かなと思って後ろを見たらカメラが落ちていた」と証言し
「周りが騒然としていてカメラ付近にいた一人がうずくまって痙攣していた。カメラが重すぎてよけるにもよけれない状況でどうすれば分からない状況でした」と事故発生当時の状況を明かした。

 また、事故現場から10メートルほど離れた左後方にいたファンは「1回ガチャンという音はしたんですけど、何が起きたかは分からなかった」と番組の取材に答えていた。
ワイヤーが当たった男性は、事故発生直後の主催者側の対応は「係員がなかなか来なくて5分ぐらいしたら来た。5人がかかりでカメラを回収して、ワイヤーはカメラから取り外して回収していました」などと明かした。
場内アナウンスで事故の告知は「聞いてないです」という。

 今回の事故について8日にグループの公式サイトで「昨日、11/7(火)に行われました『真夏の全国ツアー2017 FINAL!』において、撮影機材が落下し、お客様が負傷する事故が発生いたしました」と発表し、
「事故にあわれた方には、心よりお詫び申し上げます。また、日頃より、乃木坂46を応援していただいている皆様には、ご心配をおかけし、誠に申し訳ございません」と謝罪していた。
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171109-OHT1T50077.html