https://style.nikkei.com/article/DGXMZO21979610W7A001C1PPD000?channel=DF280120166591

配偶者控除、来年から見直し 103万の壁は150万に

 専業主婦やパートで働く主婦がいる世帯の税金を減らす「配偶者控除」が2018年から見直されます。女性の就労を阻害するといわれたこの制度はどう変わり、いわゆる「103万円の壁」はどうなるのでしょうか。

 配偶者控除は妻の年収(給与収入)が「103万円以下」の場合に適用され、夫の所得から38万円を控除できる制度です。ただ、妻の年収がある水準を超えたとたんに控除がなくなるのでは影響が大きすぎるため、
控除額は段階的に減る仕組みになっています。この部分は「配偶者特別控除」と呼びます(図)。