あふれる「#自殺募集」、救いの目届かず 座間9人遺体
http://www.asahi.com/articles/ASKC25DJMKC2UTIL034.html
ツイッターに投稿した自殺志願者に次々とメッセージを送りつける――。
神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件では、人の目が届きにくいSNSが注目されている。
犯行に悪用された可能性もあり、対策を求める声が出ている。


検索したい言葉の前に「#」を付け、テーマが共通する投稿を一覧で表示できる「ハッシュタグ」機能もある。
例えば「#自殺募集」と検索すると、「もう全部嫌になって終わりにしたい」「どなたか一緒に死にませんか」といった投稿がたくさん見つかる。投
稿者が了承すれば、非公開でのメッセージのやり取りも可能だ。

http://www.asahi.com/articles/ASKC6007HKC5UTIL033.html
捜査1課によると、田村さんは、10月21日から家族と連絡が取れなくなった。
捜査関係者によると、田村さんは9月20日、ツイッターに「
死にたいけど一人だと怖い。だれか一緒に死んでくれる方いましたらdm(ダイレクトメッセージ)ください」、
22日には「パッと死んで パッといなくなりたい」と投稿していた。

 兄が10月24日に高尾署に届け出た。田村さんのツイッターのやりとりなどから白石容疑者が浮上した。
白石容疑者は調べに対し、ツイッターに自殺願望を投稿している女性らに自らが自殺志願者と装ってメッセージを送り、家に誘い入れていたと説明。
田村さんら殺害したとする女性らについて「『話を聞いて欲しい』と言っていた。本当に死にたいと思っている人はいなかった」と供述している。