10月30日から米国務省が、未成年に対する性犯罪の前科がある米国人のパスポートに特別な印をつけ始めたと発表した。
パスポート裏側の見返しに「保持者は未成年に対する性犯罪で有罪判決を受け」米国の法律に則り「性犯罪者にあたる」と
の文面が印刷される。
未成年に対する性犯罪者の情報は、米国土安全保障省が提供する。対象者には、彼らのパスポートが失効し、印とともに再
発行されると通達される。通告までは現行のパスポートを利用することが可能だ。
ニューヨーク・タイムズによると、対象の人数は明らかになっていない。
登録された性犯罪者の市民権のために戦う非営利団体「性犯罪についての憲法のための同盟」はパスポートに印をつけると
いう考えを批判した。昨年、同盟は米政府を訴え、パスポートへの印は性犯罪者の憲法上の権利を侵害していると主張した。

https://jp.sputniknews.com/life/201711044247121/