文部科学省は26日、全国の国公私立小中高、特別支援学校が対象の2016年度問題行動・不登校調査結果を公表した。
いじめ認知件数は文科省の積極把握方針や定義変更もあり、前年度から小学校で1.5倍に急増。
全体で9万8676件増(43.8%増)の32万3808件と過去最多を更新した。心身に大きな被害を受けるなど、いじめ防止対策推進法で規定する「重大事態」は374校で400件(86件増)。
自殺した児童生徒は244人で、うち10人がいじめに遭っていた。

 いじめの90.6%は既に解消し、9.1%が現在解消に向け取り組み中だった。文科省は「件数増を重く受…

学校いじめ最多32万件 小学校で急増 16年度
https://mainichi.jp/articles/20171027/k00/00m/040/003000c