経団連会長「痛み伴う改革を」

経団連の榊原会長は23日の記者会見で、衆議院選挙の結果について、安定的な政権基盤が
維持されたとして、歓迎する意向を示すとともに、今後、財政再建に向けた消費税率の引き上げや
社会保障制度の改革などを求める考えを示しました。

この中で榊原会長は衆議院選挙の結果について「安定的な政権基盤が維持、強化されたということは、
政策の継続や着実な実行に資するものだ」と述べ、歓迎する意向を示しました。
そのうえで、榊原会長は「国民の痛みを伴う思い切った改革は、安定的な政権基盤がないとできない。
消費税は増税しないと財政を再建できないので、勇気を持ってやって頂きたい」と述べ、消費税率の
引き上げや社会保障制度の改革などを求めました。

また、憲法改正に向けた議論について、榊原会長は「改憲論議も重要だが、経済界としては、
経済最優先の政策運営を基本姿勢としてやっていただきたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171023/K10011194661_1710231743_1710231744_01_02.jpg

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