昨年度県内の海岸に漂着したポリタンクの数は、4000個を超え、全国で最も多くなりました。
環境省によりますと、昨年度、益田市をはじめ各地の海岸に漂着したポリタンクは4051個でした。
これは全国の海岸に漂着したポリタンクの4分の1あまりを占め、全国で最も多かったということです。
このうち文字などの表記が確認できたのは3168個で、このうち韓国語の表記があったのは2977個で全体の9割以上を占めています。
このほかには中国語の表記が112個、日本語の表記が61個、英語の表記が15個、そしてロシア語の表記が1個あったということです。
また、684個のポリタンクには皮膚に触れると炎症を起こす恐れのある強い酸性の液体や過酸化水素などの内容物が残っていたということです。
県では「海岸でポリタンクを発見した場合には絶対に触らずに最寄りの県土整備事務所や市役所に連絡してほしい」と呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4034888811.html