沖縄県東村高江で炎上した普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリと同型機の飛行再開を米軍側が発表したことを受け、翁長雄志知事は17日、「事故原因の調査もしていない中での飛行再開はとんでもない話だ」と憤慨した。

小野寺五典防衛相が飛行再開の条件に「安全確認」と「日本側の納得」を強調していたことを念頭に、「防衛大臣があれだけ言っても、どうにも歯が立たない」とあきれた表情を浮かべた。
日本政府に対しては「日本国から守られている感じがしない」とコメントした。

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在沖縄米海兵隊が18日午前、東村高江で炎上したCH53E大型輸送ヘリの同型機の通常飛行訓練を再開したことに、翁長雄志知事は「飛行再開を強行した米軍の姿勢は断じて容認できず、言語道断だ」と強く非難するコメントを発表した。

知事は、米軍の飛行再開を許した日本政府に対しても「当事者能力に疑問を禁じ得ない」と指摘。
飛行再開を米軍の「暴挙」だとした上で、県民の生命と財産を守るため、日本政府に責任を持った対応を求めた。

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