ちょっとした離席時に、キングジムが置き引き抑止アラーム

 キングジムは、荷物を見守るモニタリングアラーム「トレネ」を2018年2月に発売する。
一般発売を前に、2017年10月11日よりクラウドファンディングサービス「Makuake」で、市場調査を兼ねたプロジェクトを公開した。

 Bluetoothを使った見守りツールは、すでにいろいろな会社が販売しており、落とし物や忘れ物、迷子を知らせる製品などが存在する。

これらはスマートフォンとの「接続が切れた」ことを検知して知らせる仕組みだが、今回の製品は、接続が切れる(または設定値以下になる)と見守りを始める。

見守り中に、トレネ内蔵の加速度センサーが振動を検知すると、赤いLEDランプとアラームで周囲に知らせる。

ユーザーがトレネの元へ戻り(近づき)、スマートフォンとの接続が再開されるとアラームは止まる。

ただし、振動を検知してアラームが鳴っても、ユーザーのスマートフォンへ通知が行くわけではない。

実際は持ち去ることが可能なため、完全に盗難を防止できるわけではないが抑止にはなるだろう 。

http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/122200045/101200145/?rt=nocnt