2018年に開催される平昌オリンピックの公式ウェブサイトに掲載されている世界地図に、
日本が掲載されていないことが9月下旬に発覚した。

ネット上で騒動となり、これを受けて日本政府は韓国に抗議。すみやかに地図は修正され日本が含まれている地図に
差し替えられた。日本のほかにロシアのサハリンなど数々の島が消えていたことも発覚。

平昌五輪組織委を管轄する韓国文化体育観光部の関係者は、「あってはいけない間違いだった」とし
「(日本政府からの)指摘を受けて(地図を)修正した」と伝えた。

■再度日本が消える
しかし再度平昌オリンピックの公式ウェブサイトを訪れてみると、日本が地図から消えているのだ。というより、
他言語版ではそもそも修正していなかったのだ。
日本語表示の際だけ日本が含まれている地図が表示されるが、英語、韓国語、フランス語など他言語のモバイル版、
そしてフランスのPC版で閲覧すると日本が無い地図となる。

■日本が無い地図のでもとは?
そもそもこの日本が無い地図の出元が気になるところである。編集部が調査したところ、
この地図は素材サイト『VECTOR』に掲載されている世界地図だった。そこには全く同じ日本が無い地図が掲載されている。
平昌オリンピックの公式ウェブサイトを制作した人はこれを使用したのだろう。

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