炎上を確認し、約60メートルの距離から目撃した男性によると、
乗員7人は荷物を持って事故機から逃げ出し、別のヘリ1機に乗り移り、その場を去ったという。
 現場は県道70号に近い、東村高江の住民所有の牧草地。最も近い住宅で約300メートルしか離れていない。
 現場周辺を米軍が一時的に規制した後、半径300メートルで米側が内周線、県警が一般住民と関わる外周線を規制した。
 ヘリの回転翼の安全装置に、放射性物質のストロンチウム90が
使われている可能性があり、県環境部の職員は放射線量を測定しようとしたが、規制線の内側に立ち入れなかった。
 周辺の米軍北部訓練場には15カ所のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)があり、海兵隊が日常的に訓練を実施している。

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/155109