台風被災地でおんぶさせたことが批判され、復興政務官を辞任した長野2区の自民前職・務台俊介氏(61)は、おわび行脚の選挙戦を展開している。
公示前夜。長野市内の山間部で決起集会を開いた務台氏は深々と頭を下げた。「
長靴を履かず、背負われたことは私の重荷になっております。おわびさせていただきます」。
おんぶの事実そのものが自ら背負う重荷になっている現状を明かし、謝罪した。
選挙戦前からおわび行脚を続けている。
昨年9月、台風の豪雨被害に遭った岩手県岩泉町を復興政務官として訪れた際、長靴を履いておらず職員に背負われて水たまりを渡っていたことが発覚。
さらに「長靴業界はだいぶもうかった」と失言したことで政務官を辞することになった。
選挙戦でも、まずは「おんぶ」をわびることを貫く方針だ。集会では「作法に難はありますがトータル
で理解してほしいです」とお願い。議員立法で「山の日」を制定した実績などを訴えていく。
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