安倍首相「失敗しても糧に」新社会人にエール 2016.3.31

安倍晋三首相は30日放送の自民党インターネット番組で、4月に新社会人となる
若者らに向け「失敗すれば落ち込むが、くよくよせず、糧にする気持ちが大切だ」と
エールを送った。番組は17日に収録された。

首相は、自らが神戸製鋼所の新入社員時代、数値の入力ミスで長さの足りない
パイプを大量に製造してしまったエピソードを披露。

「首になるかと思ったが、事なきを得た。多少の失敗にもめげずに、皆さんにも
頑張ってもらいたい」と呼び掛けた。
http://www.sankei.com/politics/news/160331/plt1603310006-n1.html

・安倍 晋三
成蹊小学校、成蹊中学校、成蹊高等学校を経て、成蹊大学法学部政治学科を卒業した。
高校卒業後成蹊大学に進み、1977年春に渡米しカリフォルニア州ヘイワードの英語学校に通うが、
日本人だらけで勉強に障害があると判断して通学を止め、その後イタリア系アメリカ人の家に
下宿しながらロングビーチの語学学校に。秋に南カリフォルニア大学への入学許可が出され留学した。

会社員時代
安倍が「社会人としての原点」と語る神戸製鋼所加古川製鉄所1979年(昭和54年)4月に帰国し、
神戸製鋼所に入社。ニューヨーク事務所、加古川製鉄所、東京本社で勤務した。加古川製鉄所
での経験は「私の社会人としての原点、あるいは「私の原点」だったと回顧している