22日に投開票が行われる総選挙だが、フジテレビはその影響をもろに受けてしまった。

 すでに発表済みなのは、女優の篠原涼子主演で10月16日から放送開始予定の月9ドラマ
「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」を、同月23日のスタートに変更した。

 変更した理由は第1話に選挙のシーンがあるため、「10月16日が衆議院選挙公示期間
中にあたることから、総合的に判断し変更することにいたしました」としている。

 しかし、影響を受けたのはそれだけにとどまらず。5月にWBA世界ミドル級王座決定戦に
挑み不可解な判定負けを喫した村田諒太のリベンジマッチを中継することが決定していた
が、どうやら試合開始時間が総選挙特番ともろにかぶってしまうというのだ。

 「前回は土曜日の中継でしたが、今回は『日曜の方が視聴率が上がる』という上層部の
判断も影響し22日に試合が組まれることになった。生中継は午後7時にスタート。村田の
試合はおそらく、8時過ぎぐらいにスタートする。他局は選挙特番を放送するが、今回の
選挙はかなり国民の関心が高いはずで、軒並み選挙特番は高視聴率を記録しそう。と
なると、村田の試合への関心が薄れてしまいそうだ」(テレビ局関係者)

http://npn.co.jp/article/detail/81079617/