http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35316
今、日米の学生の実力差は、開く一方である。
日本は、1992年と比べて18歳人口が41%も減っているのに、
東大の合格者の定員は変わっておらず、
慶応や早稲田に至っては学部を増やし、定員も増やしている。
一方、アメリカでは、18歳人口がこの10年で12%も増えているのに、
ハーバードもエールも合格者の定員を変えていない。
しかも、アイビーリーグの座席は、アメリカ人同士だけで争っているわけではない。
世界中から最優秀レベルの留学生が、同じ土俵にどんどん割り込んでくる。
その結果、ハーバードもエールも今年、史上最多の志願者数と競争率を記録した。
日本は人口減少で競争が「緩く」なり、
昔だったら東大や早慶に受からないレベルの学生が、今では合格している。
しかも、彼らはゆとり教育で受けてきたため、
学力も知力も平均的に劣化している。