希望の党 第一次公認候補192人を発表
10/3(火) 17:55配信

 衆議院選挙の台風の目となっている希望の党は3日午後、第一次公認候補192人を発表した。
希望の党は今後の追加公認とあわせ、衆議院の過半数233人以上の候補者を擁立する方針。

 若狭前衆院議員「非常に今後の政権交代を目指すということが、十分可能な状況になってきていると思います。
出身母体は違うにせよ、一致団結して、あるいは力を合わせて、この選挙戦を何が何でも今の国政政治を変えていくという思いで選挙戦を戦っていきたい」

 希望の党は立憲民主党の枝野代表や菅元首相、長妻元厚労相などの選挙区には対抗馬を擁立した。
一つの選挙区に複数の野党候補が立候補すると与党を利する可能性があるが、希望の党は立憲民主党との対決姿勢を見せている。

 一方で、野田前首相や岡田元代表、安住元財務相など無所属で立候補する民進党の前議員の選挙区には候補者を立てていない。

 関係者によると、民進党の前原代表は「無所属で出れば希望の党から対抗馬を立てないので立憲民主党には加わらないでほしい」
と説得したということだが、それを裏付ける形になっている。

 一方の立憲民主党も急ピッチで作業を進めているが、希望の党との候補者の引っ張り合いも起こっている。

 立憲民主党が3日に提出した設立届には枝野氏を始め前衆議院議員6人が名前を連ねたが、
関係者は「少なくとも前議員が15人規模にはなるし、民進党の多くの立候補予定者が参加する」と話している。

 枝野代表「すでに多くの仲間から立憲民主党に加わり、ともに総選挙を戦いたいという決意を届けていただいております」

 しかし、希望の党が民進党の立候補予定者との候補者調整が難しい選挙区では比例代表での出馬を要請するなど、
候補者が流れないように説得を強めていて、立憲民主党がどの程度の規模になるかはまだ不透明。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20171003-00000060-nnn-pol