二重党籍ありだとさ

https://www.jiji.com/sp/article?k=2017092801618&;g=pol

代表として引き続き党務を担う前原氏は、民進党所属のまま希望公認候補となることを視野に入れているとみられる。公職選挙法上は可能だ。
 総務省によると、公職選挙法は、他の政党に所属する国会議員を候補者として届け出ることを禁じていない。
 民進党籍を持っていても、希望の党の小選挙区や比例代表候補となることができる。
 民進党幹部は前原氏について、無所属で京都2区に立候補するとの見通しを示していた。前原氏自身は「希望の党で出るのか、無所属で出るのかまだ決めていない。
 10月10日(の公示日)までに結論を出す」と説明、希望の党公認で戦う可能性を排除しなかった。前原氏は12日に「最後まで(船に)残るのが船長だ」と語っており、当面は離党しない考えを示している。
 ただ、「二重党籍」とも言える状態が、有権者にとって分かりづらいのは間違いない。民進党を離党した前職が、希望の公認を得られないケースも想定される。
 前原氏が党籍を残して希望公認となれば、批判を浴びるのは必至だ。