マイアミの焼肉屋で食事をしていたイチローの席に、韓国人少年が歩み寄り
ボードを差し出してサインをねだってきた

イチローは、これに気持ちよく応じて、サインを書き終えて
少年にボードを返すと

満面の笑みでボードを受け取った少年は
嬉しいそうにイチローの目の前でサインを破り捨て

店の入り口で待っていた両親の元へと、笑い声を上げながら走り去って行った

『小さくても毒蛇は毒蛇』