新党「希望の党」が27日前、東京都内で旗揚げの記者会見を開いた。代表に就任した
東京都の小池知事は、「今こそ、しがらみのない政治を大胆に行っていかなければならない」と
強調した。

小池知事は、勝負カラーのグリーンのスカーフを身につけ、日本のリセットを訴えた。
「希望の党」の小池代表は、「しがらみのない政治、まさに日本をリセットするために希望の党を
立ち上げる。ここは改革のチャンス。しがらみのない政治、そして寛容な保守、希望を
抱いていただけるように、変えるところは大胆に変えていきます」と述べた。

記者会見には、小池氏のほか、若狭衆議院議員や細野元環境相ら14人の国会議員が
出席した。

小池氏は、あいさつで、今回の衆議院選挙は「改革のチャンスだ」として、全国規模で候補を
擁立する意向を示した。

また、小池氏は、知事として役割を果たすと述べ、今回の衆議院選挙には出馬しない考えを
示し、会場で議員団に対し、「運動靴とヒールを使い分けて、二足のわらじで頑張る」と述べ、
知事職と選挙戦を両立させる考えを示した。

新党の綱領については、「情報公開の徹底」や「現実的な外交・安全保障政策」を
盛り込んだほか、「多様な社会の実現」を明記し、細野氏は、「選択的夫婦別姓」の導入などを
目指すと説明した。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00371676.html