タイヤの内側にコアラ 保護され野生に戻る

オーストラリアで4輪駆動車のタイヤの内側にコアラがしがみついているのが見つかり、動物愛護団体が保護し、無事野生に戻されました。

オーストラリア南部のアデレードで、大型の4輪駆動車を運転していた男性が動物の鳴き声に気付き、車を止めて確認したところ、
おびえた様子でタイヤの内側の部品にしがみついているコアラが見つかりました。

コアラはメスで、停車中に入り込み、ドライバーが気付くまでおよそ16キロ、部品にしがみついたまま移動したと見られています。

コアラを保護した動物愛護団体の女性は「こんな状態でコアラが見つかったことは無く、とても驚いています」と話していました。

コアラは救助された際、油まみれで、油を落としたあと、15日には無事野生に戻され、元気にユーカリの木に駆け上っていました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170917/K10011143771_1709171755_1709171755_01_02.jpg

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170917/k10011143771000.html