全国有数のヒガンバナ群生地、埼玉県日高市の「巾着田曼珠沙華公園」で、秋の訪れとともに500万本のヒガンバナが見頃を迎えている。約3・4ヘクタールが鮮やかな赤に染
まり、写真愛好家らでにぎわっている。

 ヒガンバナは彼岸の頃に咲く花で、別名曼珠沙華とも呼ばれる。日高市によると、開花は例年より少し早く、今月下旬まで楽しめる。一帯はかつて水田で、周囲を蛇行して流れ
る高麗川に囲まれた形から「巾着田」と呼ばれるようになった。

 写真を撮りに訪れた東京都目黒区の会社員小山委久実さん(30)は「天気が良くてうれしい。赤い色が光を浴びてとてもきれいですね」と笑顔で話した。
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201709/0010554106.shtml