北朝鮮が新たなミサイル発射に向け準備している可能性があることを米情報機関が把握したと、
米NBCが3人の米軍高官への取材をもとに伝えた。
それによると、過去2日間にわたってミサイルの発射設備が移動するなど、発射に向けた準備
が進んでいる可能性があるという。
3日に北朝鮮は水爆実験の実施に成功したと発表している。
この実験の威力について日本と韓国の防衛当局は、暫定値として120〜160キロトンと推
定している。これは1945年に広島と長崎に投下された原爆の数倍の規模にあたる。今回の
核実験は北朝鮮によるものとしては6回目だった。
国連安保理は11日、6回目の核実験を強行した北朝鮮への新たな制裁を協議する公開会合を
開き、石油精製品の供給や原油輸出に上限を設けることを柱とする対北朝鮮制裁決議案を採択
した。制裁に慎重な中国とロシアも賛成し、全会一致だった。

https://jp.sputniknews.com/us/201709144085729/