東京都練馬区で、知人の少年に暴行を加え現金を脅し取ろうとしたとして、警視庁は傷害などの疑いで「練馬の頭」と呼ばれている少年2人を逮捕しました。
傷害と恐喝未遂の疑いで逮捕されたのは、練馬区に住むアルバイトの少年(17)、住所不定の無職の少年(18)の2人です。
発表によりますと練馬の頭と呼ばれる少年2人は今年5月ころ、練馬区の公園で、知人の少年に対して、滑り台の手すりに頭を打ち付けるなどの暴行を加えケガをさせた疑いが持たれています。
さらに少年らは暴行を加えた後、知人の少年から現金30万円を脅し取ろうとしていました。
逮捕された少年らと知人の少年は、バイクの貸し借りを巡りトラブルになっていたということです。また、過去にも少年らは、この知人の少年から現金2万円を脅し取っていた模様。
少年らは不良グループ内で「練馬の頭」と呼ばれ、グループ内の少年らからは恐れられる存在だったということです。
警察での取り調べに対して少年らは「タイマンをはっただけで、相手が弱かっただけ」などと供述し、容疑を一部否認しています。
警視庁は傷害と恐喝未遂の疑いとして、少年らから事情を聴くとともに、事件に至った経緯や犯行動機などについて詳しく捜査を進める方針です。

https://breaking-news.jp/2017/09/13/035235