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日本の商店街は、商人それぞれが自分の店に看板をかけ、棚を作り、その上に商品を陳列し、客は商品を確認し、
簡単に選んで購入することができます。
陳列された商品は、お客様の身分の貴賤に関係なく、誰でも自由に買うことができます。
私たち朝鮮の市場は、乾いたものや濡れたものを区別せず、陳列もしておらず、魚や肉や野菜などすべてを地面にそのまま置いて売っていて、
歩行者が商品の上に腰掛けたり、踏みつけて通過することもあります。
今後は鍾路から廣通橋までの店に陳列台を設置して、商品名を付けて配置することによって、
どの棚にどの商品があるのか簡単に分かるように並べて、お客様が便利に商品を見て選んで買うことができるようにしなければなりません。

世宗46巻11年(1429年宣コ4年)12月3日乙亥