【ソウル時事】韓国与党「共に民主党」所属の李秀赫議員は12日、2015年末に発表された慰安婦問題をめぐる
日韓政府間合意について、「(朴槿恵前政権当時の)李丙※(王ヘンに其)大統領秘書室長と国家情報院(国情
院)が交渉を主導し、外務省は交渉から排除されていた」という情報を得たことを明らかにした。

国会での質疑の際に述べた。

李丙※氏は、駐日大使、国情院の院長を歴任した後、大統領秘書室長を務めた。李秀赫氏の得た情報では、
国情院の院長当時に設置した作業グループを使って、慰安婦問題の交渉を指揮したという。

この指摘に対し、康京和外相は、慰安婦合意の交渉経緯などを検証する作業部会が外務省に設置されており、
「検証結果を見なければならない」と答弁した。 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017091201155&;g=pol