結びの一番で日馬富士が琴奨菊に敗れる波乱があった。立ち合いで先に突っかけた日馬富士は琴奨菊に懐へ入られると、
力を抜いて相手の背中を叩き「待った」をアピール。認められず、そのまま土俵を割ると、今度は右手を挙げて審判や行事に訴えたが退けられた。

 この取り組みの山科審判長(元小結・大錦)は「(日馬富士は)自分から突っかけてるからね。言葉悪いけど、中に入られたから“待った”と
言ったんでしょ。向こう(手を突いていない琴奨菊)が待つなら分かるけど、自分から行ったんだから」と説明。
初黒星を喫した横綱に「こういうのは後で響くよね」と話した。

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/09/12/kiji/20170912s00005000169000c.html