北朝鮮が核実験を強行したことを受け、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長は、
来年2月に韓国で開かれるピョンチャンオリンピックへの影響が懸念されることについて、
「外交による平和的解決を強調したい」と訴えました。

これは、IOCの総会に先立って、11日、ペルーのリマで行われた理事会後の記者会見で
述べたものです。

バッハ会長は、北朝鮮が核実験を強行し、ピョンチャンオリンピックへの影響が
懸念されていることについて、「われわれは関係する政府などと連絡を取っている。
北朝鮮の状況は外交による平和的解決が行われることを強調したい。われわれは政治的に
中立で、北朝鮮の選手たちにドアは開かれている」と述べ、北朝鮮の選手がオリンピックの
予選などに参加する際、必要であれば移動手段などの支援を行う考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170912/k10011136341000.html