阪神が今秋ドラフトで早実・清宮幸太郎内野手(3年)がプロ志望届を提出後、プロ入りを
表明した場合、1位指名する方針を固めていることが11日、分かった。高校通算111本塁打を
放ったスラッガーに照準を定め、電鉄本社サイドも容認。仮に大学進学となった場合は
補強ポイントとなっている先発型左腕の優先順位を上げる予定だ。

 重要な戦力補強の場となるドラフト会議を1カ月半後に控え、虎の基本方針が固まった。1位は
清宮−。球団幹部は「まず清宮君で考えていって、志望届を出さなかった場合はまたそこから
考えていくことになる」と明かす。

 高校1年の夏から甲子園を席巻し、大フィーバーを巻き起こした清宮。その後も順調に成長を
続け、高校通算本塁打は新記録となる111本に到達した。超高校級のパワーとボールを遠くへ
飛ばせる技術は、スカウト陣も高く評価する。U−18W杯では2本塁打を放つなど、
木製バットを握っても飛距離が落ちないことを証明した。
https://www.daily.co.jp/tigers/2017/09/12/0010545739.shtml