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サムスン電子の営業益また過去最高、半導体だけで約1兆円=7−9月期
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/09/10/2017091002315.html

 サムスン電子が今年の第3四半期(7−9月)に14兆ウォン
(約1兆3000億円)台半ばの営業利益を記録し、過去最高だった
第2四半期(4−6月)の業績(売上高61兆ウォン〈約5兆8000億円〉、
営業利益14兆700億ウォン)を更新する見通しが示されている。

 韓国の金融情報企業「エフ・エヌ・ガイド」によると、サムスン電子の
第3四半期の業績に対する展望値を示した証券会社23社のうち11社が、
営業利益を14兆2000億ウォン以上としていることが分かった。
興国証券は8日、サムスン電子の第3四半期の業績が
売上高61兆8710億ウォン(約5兆9000億円)、営業利益は
14兆4910億ウォン(約1兆3800億円)と予想した。これは
このほど示された展望値の中で最も高い数字だ。

 今年初めから始まった半導体の「スーパー好況」が第3四半期も
続いていることから、サムスン電子は半導体部門だけで10兆ウォン
(約9500億円)近い営業利益を計上する見通しだ。イーベスト投資証券の
オ・ギュジン研究員は8日のリポートで「半導体メモリーの好況に続き、
DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)と
NAND型フラッシュメモリーの出荷量が第2四半期よりそれぞれ12%、
22%増加し、価格もいずれも上がっている」として「半導体の営業利益は
第2四半期の8兆ウォンから21%増加して9兆7000億ウォン(約9200億円)で
過去最高となる」との見通しを示した。

 LCD(液晶表示装置)の価格下落の影響で不振が予想されていた
ディスプレー部門は、米アップルのiPhone(アイフォーン)8の発売を控え、
フレキシブルOLED(有機発光ダイオード)パネルの販売が増加し、
収益の減少分を相殺したようだ。スマートフォン部門では
ギャラクシーS8が好調だったほか、ギャラクシーノート7の欠陥を
修正した廉価品「ギャラクシーノートFE」も人気を集め、
安定した収益を確保できたとみられる。
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