いまのJR京都駅の在来線側にある駅舎や駅ビルが新たに開業してから、11日でちょうど20年を迎えました。京都の玄関口として連日、大勢の人たちでにぎわい、在来線の利
用客は1日平均でおよそ40万人に達するようになっています。
いまのJR京都駅の在来線側にある駅舎や駅ビルは、前の施設の老朽化に伴ってJR西日本がおよそ1500億円をかけて建設し、ちょうど20年前の9月11日に開業しました

駅ビルは、高さが60メートルある大型の建物で、景観をめぐってさまざまな意見も出されてきましたが、買い物や芸術鑑賞も楽しめる商業施設が入ったことなどから、連日、大
勢の人たちでにぎわいを見せてきました。
また観光地としての人気の高まりも背景に、駅の利用者も年々増加していて、在来線では1日平均でおよそ40万人に達したほか、新幹線の利用者は2年前には1日平均でおよそ
7万4000人に達しました。
80代の女性は、「この20年は早かった感じがします。駅に商業施設があるのは便利だと思います」と話していました。
駅ビルを運営する京都駅ビル開発の福山隆夫社長は、「みなさまのおかげで20年を迎えました。駅ビルはお客様に楽しんでもらうことが大切だと思い、イベントを開いたり、各
店舗がリニューアルをしたりしてきました。今後も楽しくてまた来てもらえるような場にしていきたいです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2014629281.html