コレガ製無線LANルータ「CG-WLR300NM」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。すでに製品のサポートが終了しており、利用の停止が呼びかけられている。

同製品において、「OSコマンドインジェクション」の脆弱性「CVE-2017-10813」や「バッファオーバーフロー」の脆弱性「CVE-2017-10814」が存在することが判明したもの。

脆弱性を悪用することにより、同製品へアクセス可能な第三者によって任意のコマンドを実行されるおそれがあるほか、
ログイン済みのユーザーを細工したページへ誘導することで、サービス拒否を引き起こし、任意のコマンドが実行させることができるという。

同製品のサポートはすでに終了しており、ファームウェアのアップデートは予定されていない。コレガでは、同製品の利用を中止するよう呼びかけている。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの塚本泰三氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

コレガ製無線LANルータ「CG-WLR300NM」に脆弱性 - サポート終了のため利用中止を
http://www.security-next.com/085618