Twitter(ツイッター)で人気アイドルグループ「関ジャニ」のコンサートチケットの転売をめぐる詐欺事件で、徳島県警三好署は専門学生の女性(21)を
誤認逮捕していたことがわかりました。
その後、捜査で三好署は詐欺の疑いで京都市に住む中学生の女子生徒(15)を書類送検しました。
発表によりますと2016年8月ころ、女子生徒は女性になりすましTwitterで「関ジャニの徳島公演のコンサートに行けなくなりました。チケットを譲ります」
などという書き込みを投稿したということです。
このツイートを見た徳島県内の高校生が、チケット4枚分の代金を女性の口座に振り込みましたが、コンサートチケットは届きませんでした。
その後、高校生は三好署に被害を相談、この相談を受けた三好署は今年5月に詐欺の疑いで女性を誤認逮捕していました。嘘の書き込みが投稿されたアカウント
などから警察は逮捕当時、女性が関わっているとみていました。
しかし、女子生徒が女性に成りすまし現金を騙し取っていることが判明し、女性の誤認逮捕が発覚しました。
高校生から代金を振り込まれた口座も女性のものでしたが、女性は別の人とコンサートチケットの売買の約束をしていたため入金された際、疑問を持たなかった
ということです。
女性は誤認逮捕で19日間勾留された後、処分保留で釈放されていました。
三好署の署長はこの誤認逮捕に受け「今回の事案を重く受け止め、適切な捜査をさらに徹底し再発防止に努めます」などと謝罪しました。

https://breaking-news.jp/2017/09/11/035197