誰にも、心が疲れるときがある。そんなとき、ちょっとモノの見方を変えてくれる言葉の数々がページを埋める。
たとえば失敗をしてしまったとき。マイナス感情でいっぱいになってしまうが、「上を向いたり、横を向いたりしてもいい」。違う世界が
見えてくるかも、と説く。威張る人に出会ってしまったら、「威張らせておいたらいい」。「目的を果たすために、喜んで下手に出られる人は、“器が大きい”」のだ。
念法眞教のホームページに掲載されたエッセーの書籍化。難しい言葉はなく、すんなり胸に入ってくる。(ハートレシピ・プロジェクト編/育鵬社・1500円+税)
http://www.sankei.com/life/news/170910/lif1709100018-n1.html