(つづき)

■アプリとも連携
今回お借りしたのはシャンパンゴールドとブラック。ソニーが特異とするアプリとの連携も今回の製品が可能としており、
iOS、Androidにアプリをインストールし、ノイズキャンセリングのオン、オフ、ボイスフォーカスなど変更可能。
また手動での変更だけで無くアダプティヴサウンドコントロールという機能を搭載しており、移動中、止まっているとき、
走っているとき、乗り物に乗っているときの状況に応じて行動を検出しエフェクトを自動的に変更させることが可能。

■付け心地と音質は?
肝心の付け心地であるが、さすがに完全無線なだけあってストレスが全くなく今までのヘッドホンやイヤホンに比べて
格段に良いのは確かだ。それでいて操作もシンプルで必要に応じて声が聞きやすいボイスフォーカスや
ノイズキャンセリングのオン・オフを切り替えることもできる。先出に説明したとおりアプリによる自動切り替えも可能。

音質はさすがにこのクラスになると良いと言わざるを得ないだろう。数々の無線イヤホン(ピュアオーディオメーカー含め)と
聞き比べ、それらと比較しても遜色ない音質である。むしろ上位ランクに位置するだろう。
今無線イヤホンを買おうか迷っている人には自信を持ってお勧めできる。また10月中旬にはアプリのアップデートにより
音楽を好きな音質で楽しめるイコライザー機能が搭載される。

もうすぐ発表される最新のiPhoneも当然イヤホンジャックは無く、またアップルは新型の『AirPods』を出すという噂も出ている。
しかし『AirPods』は音が良いとは言いがたく、デザインも滑稽だ。

■10月7日に発売
こちら『WF-1000X』は10月7日に発売となっており、値段はオープン価格。販売推定価格は2万5000円前後となっている。
カラーバリエーションはシャンパンゴールドとブラックの2色。

(おわり)