THAAD:追加配備に中国メディア猛反発「韓国、キムチ食べて混迷」

北朝鮮の核実験には沈黙を守っていた中国メディアが、韓国の終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の発射台追加配備に対して暴言に近いレベルの猛非難を浴びせた。
中国共産党の機関紙「人民日報」の姉妹紙「環球時報」は7日付の社説で、THAADの発射台4基を追加で配備した韓国を強く非難した。
同紙は社説で「THAADは北朝鮮の核兵器のように地域の戦略的バランスを壊す『悪性腫瘍』になるだろう」と主張した。

また「韓国の保守派勢力がありったけの力で米軍による韓半島(朝鮮半島)へのTHAAD配備に協力している」として「韓国の保守勢力の急進的な考え方と、北朝鮮の核保有にこだわる態度は、表裏一体のようなものだ」と指摘した。
同紙はその上で「THAAD配備を支持する韓国の保守主義者たちはキムチを食べて混迷しているのか」「中露の両大国が反対しているTHAADを配備する韓国は、
お前たちが『度が過ぎる』と言って批判している北朝鮮と同じぐらい度が過ぎている」
「THAAD配備によって、韓国は最後まで残った一抹の自主性まで失ったまま、北朝鮮の核危機および大国間の勢力争いの中を漂う浮き草に転落するだろう」などとあからさまな非難を続けた。
「韓国は北朝鮮の核の人質になっただけでなく、中露の戦略的ターゲットになったのだから、寺と教会だらけの韓国はたくさん祈っておけ」などという部分もあった。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/09/07/2017090703474.html


【社説】環球時報の下品な社説、中国共産党のレベルそのまま
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/09/08/2017090800812.html