【東京】民進党の新代表に選出された前原誠司氏は1日の記者会見で、昨年の参院選で野党4党が結んだ辺野古新基地建設中止などの政策協定について「理念、政策の一致がなければ政権選択の衆院選は成り立たない。4党で結んだものの是非については、見直しも含めて検討する」と述べた。

前原氏は、代表選期間中、現政権の沖縄への対応は批判しつつ、辺野古新基地建設が日米合意であるとして「沖縄のみなさんを説得することが大事ではないか」と推進の立場を示していた。
民主党政権時に普天間移設と嘉手納基地以南の返還が切り離されるなど、負担軽減の道筋は示せたとして「沖縄のみなさんに協力してもらう、(返還が)進むよう粘り強く対話をしていくことが大事だ」と語っていた。

前原氏は、日米合意された辺野古移設計画の推進を一貫して主張しており、民主党政権時も名護市の容認メンバーと懇談を重ねた。
日米同盟の深化のためにも沖縄の負担軽減を求めていた。

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