【AFP=時事】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)アジア最終予選のイラン戦に引き分け、本大会出場が危ぶまれている韓国の主将が、サポーターのせいで
試合中の意思疎通が取りにくかったと不満をあらわにした。

 10人のイランに0-0で引き分けたテグ・ウォリアーズ(Taeguk Warriors、韓国代表の愛称)は、敵地タシケント(Tashkent)で行われる予選最終戦のウズベキスタン戦に
勝てば9大会連続の本大会出場が確定する。

 しかし、それ以外の結果となった場合、出場権はグループAで現在3位につけるシリアの手に渡る可能性も残す。シリアは敵地テヘラン(Tehran)で行われる
最終戦で、本戦出場が確定しているイランと対戦する。

 ソウルワールドカップ競技場(Seoul World Cup Stadium)で行われたこの日の試合では、イランが後半7分にサイード・エザトラヒ(Saeid Ezatolahi)がレッドカードを受けて
10人での戦いを余儀なくされたものの、韓国は6万3000人の母国ファンの大声援を受けながら突破口を見いだすことができなかった。

 残業が多いことで知られる韓国のサポーターができるだけ試合に間に合うように、キックオフは30分遅れとなったが、韓国の金英権(Young-Gwon Kim、キム・ヨングォン)主将は、
サポーターが騒々しくてプレーに支障をきたしたと訴えた。

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