2017年8月30日、中国商務部はバングラデシュメディアの報道を引用し、日本がバングラデシュへの優遇借款利率を引き上げると伝えた。

国際協力機構(JICA)は、バングラデシュに対する38回目の優遇借款利率を0.7%に引き上げる。しかし返済期間は変更せず、借款期間は30年、猶予期間10年のままだ。
この借款は合わせて約16億4000万ドル(約1800億円)で、交通インフラや電力、水の供給などのプロジェクトに使用される。

具体的には、シャージャラル国際空港建設プロジェクトに7億ドル(約770億円)、カチプール・メグナ・グムティ第2橋建設に4億8000万ドル(約528億円)、ダッカ都市鉄道に
5000万ドル(約55億円)、マタバリ超々臨界圧石炭火力発電事業に1億ドル(屋久110億円)、ダッカの地下変電所建設に1億9000万ドル(約209億円)、
小規模水源開発プロジェクトに1億1000万ドル(約121億円)である。

バングラデシュは独立以来、日本が最大の援助国となっており、これまでで120億ドル(約1兆3200億円)近くを援助してきた。過去10年間で、
JICAは最も優遇的な借款を行い、借款利率は0.01%だった。

http://www.recordchina.co.jp/b189064-s0-c10.html