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【辺野古問題取材班】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前でひき逃げ事件が発生したというニュースがネットで流れると、「当たり屋」「道路に寝転んでいた」などと被害者に対する誹謗中傷や事実と異なるコメントが相次いだ。

被害者の平良さんは「憎しみに対して憎しみで返すのは違う」
と語り、誹謗中傷については「憎しみの連鎖を断ち切りたい」と強調している。

24日、「辺野古 ひき逃げ」の見出しが付けられたニュースは瞬く間にネットで拡散された。
琉球新報の記事が掲載された「ヤフー・ニュース」のコメント欄は1日で二千件を越えた。
「車が来たところに足を出した」「新手のビジネスだ」などと被害者をおとしめるようなコメントが相次いだ。
平良さんは道路に寝転んだり、車が来てわざと足を出したりするような行為はしていない。

平良さんは2003年から辺野古の新基地建設に反対してきた。
14年前と比べて、基地建設に反対する人たちへの心ない言葉が増えているように感じるという。
ヘイトスピーチ問題に詳しいジャーナリストの安田浩一さんは『沖縄や基地反対がテーマになるものは、被害に遭った側であっても誹謗中傷される一種のヘイトが存在している』と指摘する。

一方、ひき逃げが発生した直後、他のニュースサイトでは逃走した容疑者を『故意だ』『テロリストだ』とするコメントもあった。

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